2/9/犬がひっぱって先に行こうとしたり、立ち止まって歩かなくなってしまったとき、リードでグイッとショックを与えたりしていませんか? リードは犬に「ノー」を伝える道具ではなく、あなたと犬をつなぐ絆。「手をつなごうよ」とリードを持つのが楽しみになるなるようなお散歩を目指してください。私たちの取り組み方次第で犬にリードをつけることは「自由を奪うこと」にはならないのです。
そしてそれには、ほめることの繰り返しで人間と歩調を合わせて歩くことをおしえることが大切です。「それはダメ」「あれもダメ」と言われ続けたのでは、犬はあなたからそっぽを向いてしまいますね。楽しく取り組むからこそ、あなたと一緒に散歩ができるようになるのです。
「1.一緒に歩こう」でクリッカーを鳴らすタイミングを習得したら、「2.Uターンでカチン」で動きをつけるといいでしょう。その後で、「3.ひっぱらずにGO」のゲームで思いっきり楽しんでください。猫や車などに向かって飛び出してしまうなどの不意の出来事に対処できるようになります。
愛しい人の手をやさしく引くように。あなたとリードでつながっている瞬間が犬にとって幸せな時間であるように。そんなお散歩タイムが犬との間に生まれますように。