スポンサーリンク

スポンサーリンク



「ねえねえ!」のポイント

2/7/人間の手や腕、足などを噛むいわゆる「甘がみ」で困っている方にぜひとも遊んで欲しい遊びです。「ねえねえ」を練習しながら犬は、人間に「こっち向いてよ」とか「遊んで」とか・・何か言いたいことがあるときに、前足で「ねえねえ」と合図することができるようになります。すると人間を噛む必要が自然となくなります。
しかもこの方法なら、あなたの犬の「人間と関わりたい」気持ちを決して否定することがないのです。だからいつまでも、生き生きと人間にはたらきかける犬のままでいてもらえます。(なぜなら、「噛んじゃダメ」と否定的な教え方を犬にした場合、犬は何がダメなのかわからないため、人間にはたらきかけることまでダメなのかと誤解してしまう可能性が多分にあるからです。)
どうぞ「しつけのため」と気負わずに、「こんなことできたら楽しいな」「犬と一緒に思いっきり楽しんじゃおう」とだけ考えてください。犬と楽しんだ時間がすなわち、「噛んだりひぱったりせずに人と関われる」ことを犬に教えてあげる時間となり、そして楽しく取り組むからこそ、いざというときにも噛んだりひっぱったりする代わりに「ねえねえ・・」と前足をちょこんと乗せてくれるようになるのです。
後半部分では、「アレ取って」「ソレちょうだい」など、いろいろな場面を使った楽しい遊び・練習のアイディアを紹介しました。「こういうとき、ねえねえ・・って合図してくれるといいなぁ」とあなたが思ったときに、このシーンを思い出してください。「まるで会話してみるみたい」なコミュニケーションがあなたと犬との「日常」になるといいですね。

スポンサーリンク