犬のしつけに役立つあそびをご紹介します。犬は楽しくあそんでくれる人のことがスキになり、人から愛される行動を身につけます。
1. ボール
2. ぬいぐるみ
3. ガム
4. その他
犬の顔に手を近づけて嫌がらなかったらごほうび(ドックフードやおやつを小さく切ったもの)。犬の顔にそっと触れてごほうび。犬の顔にしっかり触ってごほうび。マズル(鼻の上)に触れてごほうび・・このようにして、少しずつ顔に触ることができるようにしていきましょう。
フードを顔に近づけて嫌がらなかったら、そのフードをあげる。フードを乗せるフリをする。フードを一瞬乗せる。フードを乗せて手を放す・・このようにして、少しずつ鼻の上にフードを乗せることができるようにしていきましょう。
紙やティッシュを丸めたものなど、大きなものや軽いものを乗せてみてください。それまでと違う反応をしませんか?眠そうにしているときより活発なときの方が「跳ね上げる」行動をする可能性は高まりそうですね。偶然でもほんの少しでもかまいません。「跳ね上げる」に近い動きを見せたときにおおげさにほめたり、追加でごほうびをあげましょう。こうすることで少しずつ「跳ね上げる」に近い行動をする頻度が増えていきます。 たとえ跳ね上げなくても、この遊びで楽しむ意義は充分あります。大切なのはこの遊びを通じて顔に触ることができるようになり、それが歯を磨くなど日常の健康管理に役立ったり、動物病院での診察のストレスを軽減してあげるなど、犬の生活を豊かにすることができるということなのです。
それは「ちゃんと“まて”できたこと」に対するごほうびだと考えてください。キャッチできたときには、おおげさにほめたり追加のごほうびをあげたり「ごほうびを増やす(=より楽しいことが起こるようにする)」ことを考えてみてください。