[犬芸しつけ法]だっこの好きな犬にする

最近犬に芸をさせることが、犬のしつけに役立つことがわかってきました。みなさんに、楽しくラクにしつけしていただきたく、犬のしつけに役立つとされる芸をご紹介します! ここでは、クリッカーを使った方法が紹介されていることがあります。クリッカーは、ネットなどで300円くらいで買える手軽なもの。このサイトのとおりに鳴らすと犬が学習して芸をするようになるツールです。(クリッカーを使った方が早いですが、クリッカーのない方は、ごほうびをあげるだけでも芸させることができます。)

Q.驚きの結果!犬に何をさせたら噛み癖が治った?

1. 新聞はこび
2. ほふく前進
3. くるくる回る
4. その他

  • 犬が小さいからといって、ひょいっと簡単に抱き上げてはいませんか? 何の前触れもなく突然持ち上げられて犬がビックリし、そのようなことが原因で「だっこ嫌い」=抱き上げようと手を差し出すと警戒したり逃げようとするなどの拒むしぐさをみせるようになることがあります。普段からうんと楽しく「だっこ♪」で遊んでおけば、そんなとき私たちも、無理に持ち上げる代わりに「だっこ♪」と言ってあげることができます。
  • お客さんなどに「かわいいからだっこさせて」と言われることもあるでしょう? そんなときにも、犬を抱き上げ「ハイ、どうぞ」と簡単に“手渡し”したりしていませんか? 私たちに悪気はなくても、犬にしてみれば「ボクどうなっちゃうの?!」と警戒して唸ったり吠えたりせざるを得なくなる状況に追い込んでいることは意外と多いのです。そんなとき、お客さんに「だっこ♪って言ってあげて!」とお願いするといいですね。普段から楽しくあそんでいればあそんでいるほど、そのような場面でもひざに乗ってくれる可能性は高まります。だっこできてお客さんもハッピー、犬もお客さんと早く仲良くなれます。
  • ウチの犬は簡単に抱き上げられるサイズだから、「だっこ♪」ができるようにならなくなって何も困らないよ、と思っている人はいませんか? 人間は困っていなくても、何の前触れもなくひょいっと持ち上げられて犬はそうではないかもしれません。どんなことも、無理強いすることなく、犬が自らそれをするのが楽しいからそうしたい!と思えるようにしてあげたいですね。これからは、抱き上げたくなったら、その手を止め、「ひざに乗って欲しいんだけどな・・どう?“だっこ♪”」と犬の方から進んで乗ってくるように促してあげてください。簡単に抱き上げられるサイズの犬にあえて「だっこ♪」をおしえることは、「嫌なな思いをさせないですみますように」「どんなことも楽しく経験してスキになりますように」という犬へのささやかな思いやりです!
  • 大型犬の場合には、ひざに乗ってもらうのは厳しいわけですが、たとえば「ひざ」を、動物病院の診察台や車の座席に変えて何かに「乗る」ことを練習し、犬との暮らしに生かすことができます。
  • 背中に乗ってもらって“おんぶ”を練習するというのもアイディアです! たとえば足をくじいて歩けないときなど、いざというとき、どこにどう乗ってもらったら運んであげられるかなということをイメージして練習するといいでしょう。